ドッグフードは愛犬の健康を支える重要な要素の一つですが、飼い主が気づかないうちに間違った選び方をしてしまうことがあります。ペットフードの種類や品質が多様化する中で、何を基準に選べばいいのか迷うことも多いでしょう。
この記事では、ドッグフード選びで失敗しやすい理由と、愛犬の健康を損なう恐れのある選び方、さらに正しい選び方のポイントについて詳しく解説していきます。
そして、ドッグフードが嫌いなわんちゃんがいる飼い主さんにおすすめなお手軽トッピング商品をご紹介します。
- ドッグフードの選び方が分からない
- 今与えてるドッグフードは大丈夫か心配
- ドッグフードを食べてくれない
そんな方はぜひお読み下さい
大切な愛犬のために、安心して与えられるドッグフード選びの参考にしてもらえたら嬉しいです。
ドッグフード選びで失敗しやすい理由
ドッグフード選びは愛犬の健康に直結するため慎重さが求められます。正しい知識を持たずに選ぶと愛犬の栄養が偏り、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
広告やパッケージデザインに惑わされる
多くの飼い主は、ドッグフードを選ぶ際に広告やパッケージのデザインに影響されやすくなっています。例えば、「ナチュラル」「オーガニック」「プレミアム」などの言葉に惹かれ、高品質であると判断してしまうことがあります。
しかし、こうした用語は必ずしも具体的な品質を保証するものではありません。実際の成分を確認しないままイメージだけで選んでしまうと、栄養バランスが不十分なものを与えてしまうこともあります。
成分表を見ずに購入してしまう
ドッグフードを購入する際、成分表をきちんと確認していない飼い主が多くいます。ドッグフードにはさまざまな原材料が含まれており、その質や栄養価はブランドによって大きく異なります。
例えば肉の種類や質、添加物の有無などが重要なポイントですが、成分表をよく見ずに購入することで、愛犬に適さないフードを与えることになる可能性があります。
人間と同じ食材が良いと考えてしまう
飼い主の中には、「自分が食べるものと同じような成分の方が安心」と考え、主に穀物や野菜が多く含まれるドッグフードを選ぶ傾向があります。しかし犬と人間の栄養バランスは異なります。
犬は肉食寄りの雑食動物であり、高タンパク質の食事が必要です。
特に、タンパク質や脂肪分が不足すると愛犬の健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、人間の感覚でフードを選ぶことは避けるべきです。
値段だけで判断してしまう
高価なドッグフードが必ずしも高品質であるとは限りません。一方で、価格が安いからといってすぐに低品質だと決めつけるのも誤りです。
愛犬の健康を考えるなら価格だけでなく、栄養成分や製造方法、口コミ評価などを総合的に判断することが大切です。
愛犬の健康を損なう恐れのある選び方とは?
愛犬の健康を守るために適切なドッグフード選びが欠かせませんが、誤った基準で選んでしまうと愛犬に栄養不足や健康トラブルを引き起こすリスクがあります。
ここでは、健康を損なう恐れのある選び方のポイントについて解説します。
タンパク質の質を考慮しない選び方
犬は高タンパク質の食事を必要とするため、良質なタンパク質源が含まれたドッグフードを選ぶことが重要です。
しかし原材料として「肉副産物」や「ミール」といった表記があるものは、品質が低い場合があります。
こうしたドッグフードは、犬の健康を損ない消化器トラブルやアレルギーの原因となる可能性があるため注意が必要です。
添加物や保存料が多いものを選ぶ
ドッグフードの保存性を高めるために、人工的な添加物や保存料が多く含まれる場合があります。
例えば、BHAやBHTといった合成保存料は長期的な健康へのリスクがあるとされています。
できるだけ添加物の少ないドッグフードを選び、天然由来の保存料が使用されているものを選ぶようにしましょう。
穀物が主成分のドッグフード
犬にとって穀物は主要なエネルギー源ではありません。過剰な穀物は消化しにくく、肥満や糖尿病、アレルギーを引き起こす可能性があります。
特に「穀物が主成分」のドッグフードは、タンパク質が不足しがちです。穀物はサイドディッシュとして少量でよく、主成分としては避けることが推奨されます。
年齢や体調に合わないドッグフード
成犬用のドッグフードと子犬やシニア犬用のドッグフードは栄養バランスが異なります。
成長期の子犬には高タンパク質で栄養価の高いフードが必要ですが、シニア犬には消化がよくカロリー控えめのフードが向いています。
愛犬の年齢や体調に合ったフードを選ばないと栄養が偏り健康を損なうリスクが高まります。
正しいドッグフードの選び方
愛犬に合ったドッグフードを選ぶためにはいくつかの基本的なポイントを押さえておくことが重要です。
以下のガイドラインに従って、健康的でバランスの取れたドッグフードを選びましょう。
成分表をしっかり確認する
ドッグフードを選ぶ際にはまず成分表を確認しましょう。
第一原料に「チキン」「ビーフ」など、具体的な肉の種類が記載されているものが理想です。
肉副産物や肉粉は、品質が安定しないことが多いため避けた方が良いでしょう。
タンパク質の割合に注目する
愛犬のエネルギー源となるタンパク質が十分に含まれているかを確認しましょう。
一般的に成犬には18%以上、成長期の子犬には22%以上のタンパク質が必要とされています。
さらに、高品質の動物性タンパク質が含まれているかどうかも重要です。
適切なカロリー量と栄養バランス
ドッグフードのカロリー量も愛犬の年齢や体型、運動量に応じて選ぶべきです。
特に室内犬は運動量が少なく、カロリーが多いフードは肥満の原因となりがちです。
栄養バランスが取れているかも確認し、カルシウム、ビタミン、ミネラルなどがバランス良く含まれているものを選びましょう。
アレルギーや健康状態に配慮する
アレルギーを持つ犬には、アレルゲンとなりやすい穀物や特定の肉類(鶏肉など)を避けるフードが適しています。
病気を抱える犬や肥満の犬には医師のアドバイスを基に、体調に応じたドッグフードを選びましょう。
保存料や添加物の少ないものを選ぶ
愛犬の健康を考え、できるだけ天然由来の成分で保存されたフードを選びましょう。
「ビタミンE」「ローズマリーエキス」などの天然保存料が使われているものは、安全性が高いとされています。BHAやBHTなどの化学保存料は避けることが推奨されます。
食べムラに困っている方にオススメ
与えたいドッグフードがあっても、うちの子は食わず嫌いや偏食でなかなか食べてくれない…という飼い主さんも少なくありません。
我が家の愛犬も偏食がひどく、ドッグフード(ドライフード)選びにかなりの時間を使い今まで何種類ものフードを試してきました。
今はなんとか食べてくれるドッグフードに、お肉や野菜を煮込んだ手作りのスープをトッピングして食べさせています。その日の気分によってドライフードだけでも食べてくれますが、トッピングを乗せた時の食いつきとは全然違います(笑)
スープはまとめて作って小分け冷凍し、急いでいる時の朝ごはんに使う事が多いです。
手作りは大変だし何を入れたら…
そう思う方もたくさんいます!
手作り食を作った事がない方にとっては、栄養バランスや調理の手間など少しハードルが高いと思っている方もいらっしゃいます。
そのような飼い主さんには以下のようなトッピング用ドッグフードをおすすめします。
栄養バランスが考えられているのはもちろん、小分けで冷凍されているので必要な分だけ使えますし、長期保存もできて調理の手間もありません。
- 愛犬のごはんの楽しみを増やしてあげたい
- ドライフードが苦手なわんちゃんがいる
- トッピングを試してみたい
そのように考えている飼い主さんに特におすすめです!
まとめ
ドッグフード選びで失敗しやすい理由や正しい選び方について解説してきました。
ドッグフード選びで失敗しないためには、広告やパッケージの見た目に頼ることなく、成分表や栄養バランスに注目することが大切です。
愛犬の体調や年齢、活動量に合ったドッグフードを選び、健康的な食生活をサポートしましょう。大切な愛犬が元気で長生きできるよう、適切なドッグフードを見つけることが飼い主にとっての最優先課題です。
愛犬の健康を守るために飼い主として賢く選び、フード選びの失敗を防ぎましょう。
また、愛犬がドッグフードを食べないで困っている飼い主さんや、愛犬の食の楽しみを増やしてあげたいとお考えの飼い主さんは、手軽に始められるトッピング用ドックフードを試してみるのも良いかと思います。
この記事がドッグフード選びに悩んでいる飼い主様のお役にたてたら幸いです。