犬の健康やストレス発散のために必要不可欠な散歩。
しかし、「うちの子は散歩が嫌いみたい…」と悩んでいる飼い主さんも多いのではないでしょうか?
我が家の先住犬も一時期散歩が嫌いになり手を焼いていました。
家を出た瞬間歩かない、最初はルンルンでも途中から頑なに動かなくなる、そもそも散歩に行こうとすると隠れる…
本当に大変でした。
最初からお散歩が苦手な子や、ある時から急に苦手になる子など色々なわんちゃんがいます。
今回は、犬が散歩を嫌がる理由と散歩を好きになってもらうための具体的な対策を詳しく解説します。
- 愛犬が散歩嫌いで困っている
- お散歩を少しでも好きになってほしい
- 散歩嫌いな子への対処法は?

そんな方はぜひ最後までお読みください
そもそも散歩って必要?
A.はい、必要です!
散歩は犬の身体的・精神的健康を保つために非常に重要です。
散歩をしないと体重増加や筋肉量が減少し、弱い身体になる可能性があります。
また、散歩をしないと適切なストレス発散ができず、いたずらや無駄吠えが増え、犬にとっても飼い主にとってもデメリットしかありません。
そして愛犬と散歩に行くことは飼い主の健康にも良いと言われています。
犬が散歩を嫌がる主な理由
犬が散歩を嫌がる理由は様々です。その中でも以下の理由で散歩が苦手になる子が多いです。
1. 過去のトラウマや怖い経験
過去に散歩中に大きな音(雷や車のクラクション)を聞いたり、他の犬に吠えられたりした経験があると怖がってしまうことがあります。
対策
- 音が少ない時間帯に散歩する
- 怖がるものを避けたルートを選ぶ
- 少しずつ慣れさせるために短時間の散歩からスタートする
2. 散歩ルートや環境が合わない
犬によって好きな環境は異なります。車やバイクが多い騒がしい場所ではストレスを感じやすいです。
対策
- 静かで安全なルートを探す
- 自然が多い公園や河川敷などを選ぶ
- ルートを定期的に変えて新鮮さを保つ
3. 体調不良や痛みがある
シニア犬や関節の弱い犬種は、足腰に負担がかかると散歩を嫌がることがあります。また、肉球のケガや体調不良が原因のことも。
対策
- 散歩前に犬の健康状態をチェックする
- 適切な運動量を意識する
- 散歩後に肉球の状態を確認し、必要なら保湿ケアをする
4. リードやハーネスが合っていない
リードやハーネスの装着が不快だと散歩そのものを嫌がることがあります。サイズが合っているか確認しましょう。
対策
- 身体に合ったハーネスやリードを選ぶ
- 事前に室内で装着練習をする
- 軽くて柔らかい素材のものを試してみる
5. 運動が苦手な犬種や性格の問題
短頭種(パグ、フレンチブルドッグなど)は呼吸が苦しくなりやすく散歩が負担になることも。また、臆病な性格の犬は外の刺激を怖がることがあります。
対策
- 無理のないペースで歩かせる
- 気温や湿度に注意しながら散歩をする
- 散歩の前後でリラックスできる時間を作る

犬が散歩を好きになるための具体的な方法
1. 無理をさせずに少しずつ慣れさせる
最初は玄関から出るだけや、家の周りを歩くだけでもOK!短時間の散歩から始めて、徐々に距離を伸ばしていきましょう。
2. おやつを使って楽しい経験にする 🍩
散歩中におやつをあげて「散歩は楽しいこと」と思わせるのも効果的です。お気に入りのおやつを持って行きましょう!
3. 犬が好きなルートを探す
公園や自然の多い場所など、犬が落ち着いて歩ける場所を見つけてあげると良いでしょう。
4. ぴったりのリードやハーネスを選ぶ
犬の体型に合ったハーネスを選ぶことで不快感を減らせます。軽くて負担の少ないものを選びましょう。
5. 体調をチェックして負担を減らす
散歩前に犬の様子を確認し、調子が悪そうなら無理に連れ出さないようにしましょう。特に暑い日は熱中症に注意!🌞
6. 他の犬や飼い主と一緒に散歩する
他の犬と一緒に歩くことで安心して散歩を楽しめることもあります。ドッグランや散歩仲間を見つけるのもおすすめです。

我が家の場合は2匹目が来てから先住犬の散歩嫌いが改善しました!
7. 屋内や庭で遊びながら運動する
どうしても散歩が苦手な犬には、室内や庭でボール遊びやトンネル遊びを取り入れるのも良い方法です。
まとめ

犬が散歩を嫌がる理由は様々ですが、原因を見極めて対策をすれば少しずつ散歩を楽しめるようになります。
以下でおさらいしましょう!
↓散歩を好きになる方法↓
✅ 犬が怖がる原因を特定する
✅ 散歩の環境を整える
✅ 体調や装備を見直す
✅ おやつや遊びを取り入れて楽しくする
何より一番大事なのは愛犬のペースに合わせることです。
無理なく楽しい散歩時間を作っていきましょう!
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