2匹目を迎えいれるか、それともこのまま今いる愛犬だけに愛情を注ぐか…
犬を飼うと誰もが一度は多頭飼いを考える事だと思います。
主は今2匹のわんこと暮らしていますが、2匹目を飼うにあたりすごく悩んだ経験があります。
その時の経験や考え方をお話し、今悩んでいる方の参考になれたら嬉しいです。
- 先住犬との相性が不安…
- 金銭的負担が心配…
- 2匹同じように可愛がれるか…
- トレーニングやしつけをまた最初からか…
私が2匹目を迎える前に特に悩んだ事です。
同じように悩んでいる方はぜひ最後までお読み下さい。
なぜ2匹目を迎えたいのか?
私は1匹目を迎え入れた時は、うちの子は世界一可愛い!この子だけに愛情をいっぱいかけて育てよう!と、心の底から思っていた親バカ飼い主です。
しかし1匹目が1歳を迎えたあたりから2匹目を考えるようになりました。
理由は、子犬期が終わり少し落ち着いてきた事と、2匹でじゃれてるのを想像しただけで楽しそう!と思った事、そして何よりお留守番の時に1匹じゃ可哀想だと思ったからです。
それから家族で話し合いを重ね2匹目を迎える決断をしました。
先住犬との相性
2匹目を迎えるにあたり先住犬との相性を考える事、私はこれが一番大事だと思います。
先住犬が社交的かどうか、新しい犬を受け入れやすいかを観察しましょう。遊び好きで他の犬と仲良くできる犬であれば多頭飼いに向いているかもしれません。
逆に、単独でいることを好んだりストレスを感じやすい犬の場合、慎重な対応が必要です。
我が家の先住犬(チワワ)はどちらかといえば単独を好むタイプでした。チワワの性格そのまんまって感じです(笑)
しかし、散歩やドッグランに行くと他のわんちゃんに興味はあるけど近づけない…というのは感じていました。ひとりも好きだけど、他のわんちゃんに興味なくはないという感じです。
新しい子に会いに行くときは一緒に
最初に挙げて何ですが…これはあまり意味がない気がします。
私は2匹目との出会いを探しに行っていた時は、連れて行ける所は先住犬を連れて行っていました。ネットにも連れて行った方が良いと書かれていたし、少しの触れ合いでも相性を確かめられると思ったからです。
しかし、慣れない環境で初めて見る知らない子犬…どの子を見ても先住犬は無反応…あまり興味を示しませんでした。それはそうですよね、まさかこれから一緒に暮らす子を探してるなんて先住犬には分かりません。ましてや子犬はワクチンが済んでいない為、深い関わりは免疫がない子犬にはとても危険です。その為少しだけ匂いを嗅がせる程度の接触で私はあまり意味がなかったように思いますが、連れて行けるのであれば一緒に行ってみるのも良いかと思います。
できれば同じ犬種で
2匹目に同じ犬種を迎えることはいくつかのメリットがあります。特に同じ性質や行動パターンが似てる為、飼い主や先住犬にとって調和の取れた生活がしやすくなることが考えられます。
同じ犬種の場合、見た目が似ていることで先住犬が新しい仲間を受け入れやすいことがあります。同じような体型や顔つきであれば、犬同士が互いに違和感を持ちにくく仲良くなりやすいケースもあります。
しかし同じ犬種でも個々の性格や健康状態には違いがあるため、性格の相性や生活習慣の違いに配慮しながら新しい犬を迎えることが大切です。また、同じ犬種だからといって全てがスムーズにいくとは限らないのでじっくり観察して、時間をかけて慣らしていくことが重要です。
我が家の場合先住犬はチワワですが、2匹目に迎えた子はチワワとマルチーズのミックス犬です。犬種にこだわりはありませんでしたが、小型犬のメスを探していたところ良いご縁がありお迎えさせていただきました。
先住犬とは見た目も性格も全く違いますが、子犬の頃は仲良く一緒に遊び、成犬になった今では2匹良い距離感で過ごしています。
性格や好みが真逆なのでたまに激しいじゃれあい(喧嘩)もしますが、基本的には穏やかに暮らしています。この子たちが同じ犬種だったらもっと楽だったのか…?ってたまに思う時もあります。
金銭的負担が心配
犬を2匹飼う場合費用が必ずしも単純に倍になるとは限りませんが、確実に増えることは間違いありません。費用の増加は、飼う犬のサイズ・健康状態・必要なケアによって異なります。
食費
食費は2匹分必要になるのでほぼ倍増します。ただし犬の体格や年齢によって食べる量が異なるため、犬の種類やライフステージによって差が出ることもあります。
医療費
ワクチン接種・健康診断・病気やケガの治療費などは2倍になります。特に年齢が近い犬を飼う場合、加齢に伴う病気が同時期に発生することがあり、医療費が重なることがあります。
我が家の場合、先住犬が病気によくかかり病院に行く事が多かった為、いつ何があるか分からない恐怖から2匹共保険に加入しました。保険に入った途端に健康チワワになった為、今では御守り代わりです(笑)
トリミング代
長毛種やトリミングが必要な犬種の場合、グルーミングやトリミングの費用が2倍になります。また、シャンプーやケアシートなどのケア用品もより多く必要になります。
我が家は2匹目を迎えてからシャンプーやトリミングは自宅でセルフカットするようになりました。最初は2匹一緒に預けられる所がない、あっても長時間(6時間)預かりで可哀想、でも1匹ずつ別日で連れて行くのは面倒…という理由からセルフカットを始めましたが、結果的にトリミング代の節約になっています。
他にも2匹いると費用が増える物はありますが、基本的にはこんな感じです。おさがりや共有などで費用を抑えられる物もあるので、すべて2倍!というわけではありません。
同じように可愛がれるか
2匹目の犬を迎えたとき、『同じように可愛がれるか…』という不安を感じるのは自然なことです。多くの飼い主が、最初の犬に対する愛情が強いがために、新しい犬に同じような感情を抱けるか心配することがあります。しかし、実際に2匹目を迎えると、多くの飼い主はそれぞれの犬に対して別々の愛情を持つことができるようです。
私も実際にそうでした。先住犬が世界一可愛いと思っていましたが、もう1匹世界一がいました(笑)
我が家の場合2匹目が子犬だったので、すぐに家族みんな子犬特有の可愛さにメロメロになりました。子犬じゃなかったとしても、先住犬と違う性格や動きが面白く可愛いと思っていたと思います。
新しい犬を迎えると、先住犬への愛が減るのではなく広がるものだと考えましょう。
同じように可愛がれるのか不安な方は安心して良いと思います。2匹目を真剣に考えている方は、先住犬と後住犬分け隔てなく愛情を注げると思います。
しつけ最初から…?
犬のしつけは早い段階から始めることが理想で、基本的なコマンド、トイレトレーニング、社会化、無駄吠えのコントロールなどさまざまな面に取り組む必要があります。
しかしすでにしつけができている先住犬がいる場合、その犬の行動は新しい犬にとって良い手本となることがあります。たとえば先住犬が指示に従っている様子を新しい犬に見せることで、自然に学んでくれることがあります。
我が家の2匹目もトイレトレーニングや簡単なコマンド(待て・お手・お座りなど)は、熱心に教えた記憶はありませんが1匹目の時より早く覚えました。きっと先住犬を見て学んだのだと思います。
その子にもよりますが、2匹目のしつけは1匹目よりスムーズにいくのでは…と体感しました。
まとめ
2匹目を迎えることは愛犬にもあなたにも良い影響を与えることがありますが、注意すべき点もあります。
2匹の犬を一気に慣らそうとするとストレスがかかることがあります。新しい犬を徐々に家庭に導入し、1匹目の犬と段階的に慣れさせていく事が効果的です。例えば最初は短い時間だけ一緒に過ごさせ、その後少しずつ時間を延ばしていくことで互いの存在に慣れることができます。
また、2匹目のワクチン等も考慮し触れ合わせるようにしましょう。
先住犬が新しい犬をどのように受け入れるかを観察し、ゆっくりと相性を確認するプロセスが大切です。
2匹目のお迎えを考えてる方の参考に少しでもなれたら嬉しいです。
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